メイプル史上、最も人が集まった街だろうと思う。
1chには常に人が居て、良いポジションには高LVのキャラが
こぞって座っていた覚えがある。
厄介なクエストをくれるNPCも結構居た。
名前忘れたが村長や、Mr.ミンミンなんかは結構面倒なお使いが多かった印象。
スタンプ系が稀に落とす古樹の樹液？でアイテム名が合っていたか分からないが、そういったETCを多く求めるクエストをふっかけて来て、かなりダルかった。
他に後発で追加されたピアやブルスなどのNPCは
収集系のクエストは少ないものの、何故か10LVやそこらで受託できる
クエストなのにも関わらず、その時点では討伐不可な青キノコを倒してこいなどの
クエストを発注してきて困ったことを覚えている。
施設としては色々あった。
まずは存在意義が結果的に不明であったゲームゾーン。
運営的には五目並べとかのイベントで使って欲しかったのだろうか。
五目並べをするためのETC集めは、割と面倒だったりする。
スルラやピグなどのモンスターは「碁石」というETCアイテムをドロップする。
そして、スタンプなどの特定モンスターは「碁盤」というETCアイテムをドロップする。
確かヘネシスに居たカイジという名前のNPCに話しかけることで、これらのETCで五目並べセットを作ってくれた。
昔は放置時に意思表示する方法が無かったため
割と重宝されていたアイテムではあった。
ペットの散歩道なんかもあった。
有料ポイントアイテムの「ペット」は
エサを与えることや、撫でることで親密が上がり、一定の親密度で
ペットのレベルが上がるという仕様があった。
そして、一部ペットは、ペットのレベル次第で出来ることが
増えたりしたので、ペットのレベルを上げることは重要であった。
そのために利用されたのがこの散歩道。
平たく言ってしまえば忍耐で、結構シビアなジャンプを繰り返すことで
クリアでき、クリア報酬がペットの親密度アップ。
当時はこの忍耐が滅茶苦茶得意な人が一定数居た。
こいつは各街に居た倉庫NPCだが、が、今見ると懐かしい。
昔は髪型や表情を変更するのにいちいち美容院に
有料のポイントアイテムを渡して変更しなけれならなかった。
サービス開始してから暫くは
バリエーションが少なく、半分程度ネタ的な髪型や表情であった。
ビクトリアアイランド共通なのだが
店で売ってる武器のレベル上限が低すぎる。
25LV装備までしか売っていない。
昔のメイプルストーリーは、装備ドロップ仕様が鬼畜だった。
例えば50LVの装備が欲しいと思ったら
その装備をドロップするモンスターは70LVとかがザラ。
そのため、自動的に自分より低いLVの装備しか着用出来なかった。
当時は店で売っていない装備は貴重であったため
あまり市場に出回らなかった。
だが、自力ドロップを狙ってするのは厳しいので
装備事情はなかなかカツカツであった。
ネタ装備も売っている。
こういったネタ系装備は大体鈍器。
※鈍器を使う戦士系職業なら、きちんと強化すればまんざらネタでも無い。
しかし、片手鈍器は攻撃範囲が狭すぎて・・・なかなか扱うのに困る。
ヘネシスと言ったら狩場1
いつ行っても人がたくさんいて
高LVプレイヤーが自慢なのか何なのか大体邪魔してくるという狩場であった。
メイプルの当時の治安を象徴していたかのような狩場。
ヘネシスから東に出ると、ピグとリボンピグが沸く平坦マップの狩場がある。
沸きは良くないのだが、マップが上下の2段構成で
上段にはモンスターが沸かないので、休憩しながら狩るには丁度良い。
そのため、10～20LVの間の初心者プレイヤーには
そこそこ利用されていた。
ヘネシスの東は、スリーピーウッドに繋がっているが
その途中の場所に、ゴーレムが居り、隠しポータルに入ると
ゴーレムを中心に沸くゴーレム寺院に行くことが出来た。
※ルーパンやフェアリーも沸いていた。
正直各マップの湧きはそこまで良くない。
が、ここの最高LVのモンスターであるダークゴーレムは58LVのモンスターであり
ビクトリアアイランドのみの実装時は屈指の高LVモンスターであった。
ゴーレムは図体がデカく、マップも狭いため
・HPが低いまたは近距離攻撃をするとパンチが出てしまう遠距離職
には向いてなかったので、自動的に戦士専用の狩場と化していた。
ただし、当時ではゴーレム系は命中率を稼ぐような装備構成をしていないと
攻撃でミスを連発するような状況であったため
コイツを狩るためにDEXにそこそこ振ってしまった結果
後で後悔することになった人も一定数居たのでは、と思う。
ヘネシスの街からは、ヘネシスを象徴するようなエリアボスのママシュが
沸くマップへ行くことが出来た。
ママシュマップへ行く途中に、鉄ピグが沸くマップがある。
これらのマップは沸きは悪いものの、街から近く、鉄ピグ自体のレベルも
40LV台なので、当時は弓使いにそこそこ狩られていた。
この時にママシュの沸き場所まで行ってはみたものの
目撃は出来なかった、残念。
ママシュは、当時の超レアドロップである「日の手裏剣」を落とすモンスター。
手裏剣というのは盗賊の職業が使う消費アイテムである。
消費アイテムではあるものの、店で充填が可能なので
補充することで半永久的に使用できる。
日の手裏剣は、サービス開始時から長らく手裏剣の中の
最高攻撃力を誇ったアイテムであったので
とんでもない高値で取引されていた。
日の手裏剣をドロップするのは、当時ではママシュとライカンスロープのみ。
ライカンスロープは、接触ダメージと反撃ダメージがかなり痛いモンスターで
あった当時としては高LVのモンスターであったため、狙うならボス扱いでドロップ率に補正がかかるママシュの方がまだ一般ユーザーには希望があったため、常に沸き待ちをされていて、出会うのがかなり大変であった。
