メイプルストーリー回顧録

懐かしいと思って貰えれば

No.10 スリーピーウッド1

スリーピーウッドは範囲が広いので2回に分ける。
まずはスリーピーウッドの街。
初心者の多くはこの街で1回ぐらいは脱出不可能な状況に陥っている。

何故そんな状況が発生するかというと、メイプルの死んだ後の帰還場所の仕様による。
メイプルは、死ぬと近隣の街に自動的に送り帰される。
そして、初心者がスリーピーウッドに来るルートというのが
・ペリオン側
カニング側
・ヘネシス側
の3つ。
※エリニアの頂上から落ちるルート使う人が初心者である可能性は低い。
この3つのルート全てにおいて
上から下に落下するような移動の仕方をしないと
スリーピーウッドの街には辿り着けない。
そして、スリーピーウッド周辺は同じような背景・マップ構成で
どこに何があるのかがよくわからなくなり、迷子になる。

そのためか、スリーピーウッド近隣で迷って死んでの繰り返しで
他の街に帰還出来ない結果、この街に幽閉されてしまうという結果になる。
また、各街にある街間を移動できるタクシーもこの街には存在しないのも
初心者にとって痛い要素であった。

スリーピーウッド街

最恐の忍耐であるスリピ忍耐。
個人的にはこっちより楓城の方がキツいと思うが
楓城の方はムーブを暗記すれば試行回数のゴリ押しでなんとかなるが
こっちは長丁場で、1回落ちた際のリカバリーが
心を折ってくるぐらい無理なのがキツかった。

スリピ忍耐

スリーピーウッドまでの道のりは迷いやすい。
こういった所にポータルがあるが、行き先が行き止まりなのだ。

行き先であるマップはカズアイとスルラが沸く平坦マップ。
スルラだけ、とかカズアイだけ、とかならまだ狩場として運用可能だったが
両方が同数程度沸くのでは、流石にモンスターのLVに釣り合いが取れて
無さ過ぎてちょっと使えないかなぁという感じ。
ここから更に弦のロープを伝って上のマップへ行くことも出来るが
残念ながらそこで行き止まり。

道のり1

道のり2

メイプルはこういった雰囲気が最高。
奥の背景の鬱蒼とした樹木と
マップの遺跡感とかがなんともいえん不気味さ。

道のり3

カニング側によく沸くタコなんかは、元々はスリーピーウッド産なのかな?
ここの隠しポータルの中に入ると、タコが沸くマップがある。
もしかしてタコの原産地はここなのかもしれない。

タコ

タコ2

スリーピーウッドの街から下側に降りてみると
スルラであったり緑キノコであったり、猿であったりゴーレムであったりと
かなりバリエーションに富んだモンスターが沸く。

奥まで行くと、次元の裂け目がある。
弓の3次転職で使うやつだっけか?あんまり正確なことを覚えていない。

ここの更に下に、かなり後発のアップデートで
ゴーレムが鬼沸きする狩場が追加された。
ゴーレムは当時ヘネシスの奥地の寺院にしか沸かず
沸きが良い狩場が実質無かったため、ここの追加は
戦士の55~75LVぐらいのレベリングに多大な影響を与えた。

戦士は、基本的に2次スキルだけだと機動力が皆無なので
あんまり動いて狩りをしたくない事情があった。
そして、上記のLV帯のキャラクターは、当時は大体
エルナスが実装されてからは死んだ木の森でゾンビを狩るのが
通過儀礼のようになっていたのだが、死んだ木の森は地味にマップが
横長に広いため、戦士にとっては若干狩りづらい場所ではあった。

そのため、動かなくてもどんどん相手から沸いて来てくれる
ゴーレムの狩場の追加は、戦士にとってはかなり嬉しいものであった。

更に、ゴーレム(正確にはD.ゴーレムだけだが)はドロップがかなり良い。
・土の手裏剣
・闇クリの原石
・戦士系の武器の攻撃60%書
の3つのレアドロップがあった。
土の手裏剣はそこまで高く売れないが、安定した需要があるので出ると嬉しい。
闇クリ原石は常に需要がある。
戦士系の武器の攻撃60%書は、この狩場が追加されるまでは、ガシャポン産が中心であったため、この狩場の追加で結構相場を下げたぐらいの影響があった。

スリピ下側1

次元の裂け目