メイプルストーリー回顧録

懐かしいと思って貰えれば

No.28 ジパング

ジパングはジャパンオリジナルマップ。
結構長いことKMSやGMSに実装されてなかったみたい。

位置的にはビクトリアアイランドの北っぽい。
一番近いのは多分ペリオン。
実際はカニングのペリーというNPCから行ける。

地図にあるジパングの近くにある海底の塔とか書かれているのは多分
ビッグバン後に実装されたザ・シードのことだと思う。
このへんの大陸は、多分大陸じゃなくて空に浮いてる設定っぽい。

ジパングの位置

おでん屋

やるやる

最強アイテム売り場

超強力アイテムを販売しているNPC
大盛焼きそばは魔力+20の補正アイテム。
ジャンボたこ焼き、通称Jタコは攻撃力+20の補正アイテム。
当時は魔力、攻撃力ともに装備やバフでの補正方法が乏しかったので
これがかなり強力だったと同時に、狩りで常用するのは結構高価だった。

ただし、Jタコの方は戦士のバフスキルを死にスキルにしてしまったことと
他の売店で売っている勇者の丸薬を意味の無いものにしてしまったので、ちょっと頂けない実装であったともいえる。ブレイブ重ね掛けで更に攻撃力+だったら良かったのにな。そういうところだぞネクソン

これもやるやる

こういう要素はやっぱおもろい

このNPCはHP回復アイテムの常識を変えてしまった。
メイプルは基本的にHP1回復=1メルの価格でHP回復薬の価格が設定されているが、ここのラーメン系のHP回復消費アイテムは、その価格を破壊した。
確か塩ラーメンは1個300メルでHP500回復だったんじゃないかな。
なので、他の売店のHP回復薬を買う理由が無くなるんだよな・・・。

まあ、かなり高LVになるとここのラーメンじゃまかなえないぐらいの
ダメージを出してくるモンスターも出て来るので
その場合はエリクサーかパワーエリクサーが必要だが
エリクサー系はビッグバン前だと入手方法がちょっとダルかったような気がする。

超優良NPC

だんご

こいつマジで無理難題のクエスト押し付けて来すぎ

結構後発のアップデートで追加されたママシュマップへのポータル

パパシュ出現マップは何故かルイネルが沸く。
結構な初心者殺し。
パパシュはかなり高LVなので
いけるだろうと思って来ても、戦士だと命中足りないこともあるし
ナメてかかるとジャンプ攻撃で死ぬこともある。

パパシュには会えなかった

さあ、メイプルの治安を如実に表す鴉の家の登場。
この鴉というモンスターは、同LV帯のモンスターに比べて
倒した時に得られる経験値が1.5倍ぐらいある。
そのため、こいつを狩れば単純に考えて1.5倍レベリングの速度が上がる。
人気が出ない訳がないマップである。

欠点としては飛行系のモンスターであることと、マップ構成が段差のある
足場構成なので、近距離職・弓・投には若干狩りづらいということか。
しかし、その狩りづらさを帳消しにするぐらいの経験値の高さが余りあるメリット要素。

ただ、アップデートを重ねることで、下記の理由で人気は落ち着いた。
・モンカニの追加で30LV以降はそこまで利用されなくなった。
・鴉の家は後のアップデートで2種類のマップに分裂したりして
 探せば空きは必ずある程度の人気には落ち着いた。
・アリアントのスナモグラ、スコルピオン実装で、そっちの方が効率が良いので
 実質的にお払い箱になった。
・ビックバン前あたりはもうこのLV帯は狩りをしてレベリングする
 ような人はあまり居なかったように思える(色々手段が増えたので)。

経験値がおかしいモンスター

狐。
コイツはレアなアイテムを多く落としてくれるので
一攫千金モンスター。
経験値もおいしいのだが、如何せんマップがそこまで狩りに向いていない。
でも一攫千金が狙えるので、適正レベルなら狩る価値はあった。
こいつから新聞紙兜ドロップしたときは嬉しかったなぁ。

狐と狸のドロップETCは、定期的に開催される「サーフボードイベント」の交換対象になるので、鬼のように狩った時期もあった。
なんだかんだジパングであるイベントは、こいつらのETCをそこそこ要求することが多いので、結構狩ったなぁと思う。
水槽椅子はどうしても欲しくて、10000個ぐらいETCをぶっこんで結構ゲットして嬉しかった記憶がある。

水槽椅子は幽霊になれる変身消費アイテム使ってから椅子に乗ると裸になるバグとかっておもしろかったな。

きつね

たぬき。たぬきの方はそこまでかなぁ。


鴉の先に後発のアップデートでマップが追加された。

追加マップ

ここはまあ、うん、通り道かな。

夜狐。
下町のとは種類が違う。
こいつのETCはショーワのクエストで結構要求されるので
なかなか集めづらかった覚えがある。

夜行は見た目に反し結構レベルが高い。

夜行はともかく夜狐もヒールアタックが効くので
聖魔は他に候補狩場が無いときはギリ選択肢に入る狩場だった。
夜行は雷手裏剣を落とすので、金策にもなるので。

夜狐と夜行

ゾンビと夜行。こっち側はゾンビが割と多めなので、金策目当てなら夜狐と同時に夜行が出るマップ側の方が良い。

ワンワン地獄湯。
このマップを追加した理由は多分悪ふざけなんだと思う。
試練の洞窟よりは狩りやすいかもしれないが
このマップ、ショーワの武器庫実装した大分後に追加されてるんだよなぁ。
実用性皆無で、チートの温床にもなっているマップだったので
ちょっと頂けないマップであった。

まさに地獄

かなり後発のアップデートで、新たに鴉の家から行けるマップが追加された。

追加マップ2

ここは地獄。
夜狐と提灯が出るが、どちらもヒールアタックが効き
提灯の方はかなり弱いモンスターである反面、経験値が同LV帯のモンスターと比べかなり高い。提灯を狩るレベル帯はモンカニをやった方が効率自体は良いのだが、サクチケがあったり、機動力を確保できていたりすると、普通に狩った方がレベリングが早いので、最速のレベリングをするならここだった。

そのためか、治安はかなりカオス。
ノーマナーは当たり前な感じ。
高LVのプレイヤーが粘着して邪魔してたりとかなんだか
凄いメイプルらしい様子が結構うかがえるマップであった。

後のアップデートで改悪されて
ここに河童も沸くようになってしまい、死にマップと化した。

治安地獄マップ

提灯と異なり、経験値効率はそこまで良くない。
ただ、マップが平坦で狩りやすいことから
ビックバン前の機動力の低い戦士なんかは結構オススメの狩場候補には入っていた。

まあ、ここよりもゴレ森やモンカニ2ndの方がレベリングのリソースとしては良かったため、利用している人はあんまり見かけなかったが・・・。

後の改悪で、ここに姫も沸くようになって死にマップになった。

河童

玉蟲姫、通称姫。
姫はまともに相手をしようとするとかなり強い。
多分聖魔しか狩らんやろというモンスター。
確かに平坦マップで経験値も高いのだが、反撃ダメージが痛すぎて赤字になりがちなので、好んで狩る人はいるっちゃあいるが、そこまで多くは無いという感じ。

エリアボスの天狗が沸くので、高LVプレイヤーが
割と巡回に来てたりして邪魔というのもある。

なお、ここはよくマクロプレイヤーが居た印象。
マクロの仕込みが失敗して死んだ後もマクロ連打していて、ジパングで攻撃スキルを空振りし続けるさらし者になっているプレイヤーが後を絶たなかった。
また、死ななくてもマクロ探知機で通報された結果、同様にさらし者になってたプレイヤーも結構な数居た。

まぁ、マクロができちゃうようなマップ作る側も悪いよ。
アレでしょ、コンビニのコーヒーのSサイズ注文してこっそりMサイズ入れちゃうようなやつと同じレベルでしょ。
・・・藪蛇なんでこの話題は止めようか。

かなり後発のアップデートで楓城が追加された。
城内の紹介は許して。
忍耐をクリアできる自信がない。

楓城は上階に進むには忍耐をクリアする必要があり
忍耐の先には、レアドロップを複数落とす忍頭というモンスターが沸く。

忍耐は難しいものの、全長が短いので
タイミングを覚えさえすればノンストップで30秒ぐらいでクリア出来てしまうので
コツを掴んだら結構楽だった記憶がある。
当時の自分も結構練習して当時だけはイケてた気がする。

忍頭のマップの先あたりにはエリアボスの鎧武者が出る。
鎧武者の攻撃力がバカ高くて、確か8000ダメージとか出す雷攻撃があったので
HP低い職業はバフが無い限りあんまり狩れなかった印象。

更に奥に進むと殿と蛙が居るが
殿はまだ良いが、蛙まで狩ろうとすると、180LVぐらいじゃないと厳しかった気がする。180LVって、当時だと確実にランカーなので、もはやエンドコンテンツレベルではあった。そして、蛙のETCが無いとトウキョウのクエストを進められないので、なかなか困るモンスターでもあった。
狩れる人間が少ないので、蛙のETCは結構言い値で取引されてて、当時トウキョウのクエストやりたくて露店回ってても釣り値ばっかりで交渉したりしてたなー。

楓城

城内

アーシアさん・・・。
トウキョウのクエストはダルすぎて実際にやっているところを紹介できないが
扱いとしてはぶっちゃけ当時のエンドコンテンツ。

超ドロップしづらいクエストアイテムをひたすら狙って狩り続ることを
強いられるクエストを繰り返すような状況になる。

エストを進めると、滅茶苦茶経験値がおいしい「コア」を倒す
エストを進行出来るようになるので、エンドコンテンツとしての価値はそこ。
コアのクエストを繰り返していたら、ビックバン前のLVが上げづらい170LV
ぐらいより上のレベルでも、そこそこ効率よくレベルは上がるようなコンテンツではあった。ただ、トウキョウのボスは必須職が多い場合があり
なかなか人脈が無いとクリアが難しかったりして、ゲーム内でコミュ力を求められるという、ちょっと簡便してくれよ、というコンテンツであった。

トウキョウの一連のクエストの最終ボスとしては
アウフヘーベンという名前のボス。
とんでもなく攻撃力が高いので、戦士系職業か、DKのHBを貰った職業以外は大体死ぬ。魔法使いはマジックガードがあるのでそこそこ耐久可能かもしれない。

アウフヘーベン自体はそこまでHPは高くなく
必須職が多いホンテや火力が必要なピンクビーンよりは倒しやすくはある。
ただ、アウフヘーベンを倒すメリットがあまり無いので
あんまり需要は高くなかったボス。
自分はトウキョウのクエストを完遂したかったので
1回だけ連れて行って貰った。

トウキョウのクエスト案内人